日本外来臨床精神医学会とは

日本外来臨床精神医学会(The Japanese Society of Clinical Outpatient Psychiatry:通称 JCOP)では、主に精神科外来を臨床の場として活躍している医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士らを中心に「外来精神医学」を基盤として技術の向上・研鑽を目的とした活動を行っています。

ご挨拶

                               日本外来臨床精神医学会設立準備委員会
                                       理事長  鈴木 二郎


本学会は、「外来精神医学・医療」の確立、発展をめざして、精神科臨床医有志が2001年に「外来臨床精神医学懇話会」を設立し、2003年に「日本外来臨床精神医学会」へと発展した集まりです。

本学会の目的:1)現代、増加しつつあるうつ病や、適応障害、神経症性障害、統合失調症、小児思春期の患者さんに従来の病院でなく、地域で早期の適切な治療の実践の向上と研究を行う。2)医学一般科で広く行われてきた地域医療を精神科分野でも実践し、精神疾患治療の敷居を低くし、市民の精神健康を守り、疾患の予防に結びつける。3)精神科臨床医が、孤立することなく相互に連携し、進歩する薬物や、新しい検査法もとりいれて、最新の医療情報をもって、治療技法の研鑽をはかる。

本学会は来春10周年を迎えます。こうした目的をさらに発展させるため多くの努力をしています。常に社会の変化や、人びとのニーズを考慮して、近年注目されている、発達障害や、学校保健や、休職者の復職、家族の問題なども重視して研究会などを開いています。ベテラン会員の豊富な経験とともに、新鮮な息吹と情熱をもつ若い先生方の討論で常に進歩をめざしています。

最近は、上記の目的のためには、医師だけでなく、臨床心理士、臨床薬剤師、精神保健福祉士などコメデイカルの方々と協力が絶対に必要だという認識にたって、これらのご専門の方々のご参加も求め、さらに広く深い視野を得て、大いに発展することを期しています。

本会は、これまで毎年数回ずつの研究会とケースカンファランス、全員の学術大会を開き、和やかな雰囲気のうちに、忌憚のない討論を行い、参加者それぞれが豊かな成果を得て、各自の臨床に持ち帰って臨床レベルの向上をはかっています。また機関誌も刊行し、患者家族向けのパンフレットも現在まで8冊刊行し、外来向けの症例集も計画しています。現在会員数は260名ですが、なお増加しつつあります。学会としてきちんとした規約や理事会、選挙規則も整備しております。

多くの方々の賛同とご参加をよろしくお願い申し上げます。


組織・役員

役職 名前  
理事長 鈴木 二郎   鈴泉クリニック 院長
事務局 里村 淳 富士見メンタルクリニック 院長